2017年11月23日 更新

ホーランド・アメリカ・ライン MSアムステルダム号/船内見学レポート

10月初めに西海岸のサンディエゴ港を出港し、アラスカ、カムチャツカを経由したMSアムステルダム号。2017年10月現在、80日間で太平洋を一周する航路を就航中です。MSアムステルダム号は、横浜港の大桟橋客船ターミナルに着岸した後、中国大陸とオーストラリア、ハワイ諸島を経由し、サンディエゴまで戻ります。船内取材をしてきましたので報告します。

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DECK9 クロウズネスト/船首ラウンジ

DECK9 クロウズネスト/船首ラウンジ

まず最初に眺めたいのは、船首ラウンジのクロウズネストの窓の外です。出入港時、進行方向に向かって並んだシートから海を眺めれば、気分は6万トンの客船を動かす船長そのもの。欧米では賢さを意味する「カラスの巣」という名前が付けられたこちらのラウンジは大変明るく、巨大なコンパス(方位磁針)や、航路が記された海図の展示で、船の現在地を把握できます。音楽イベントが開催される夜もあるそうです。
DECK8 グリーンハウススパ&サロン/エステ・フィットネス

DECK8 グリーンハウススパ&サロン/エステ・フィットネス

クロウズネストから1階降りると、スパ・エステ・フィットネスのエリアがあります。日中は20時頃まで利用可能な、写真のグリーンハウススパクラブは大変好評で、横浜港での寄港中にも、施術中のお客様が何人もいらっしゃいました。特にフォーマルナイトの日は混み合うそうなので、乗船した際には早めに予約を取り付けましょう。
なお、併設されているフィットネスセンターでは、インストラクターによるヨガ・ピラティスのプログラムを受けられます。食べ過ぎがちな船内生活を送るうえでは、必須のサービスとなるでしょう。ビュッフェ形式のカジュアルレストラン「リドマーケット」と、天井が可動式の「リドプール」も同じデッキにございます。
DECK4-5 ラフォンテーヌ/メインダイニング

DECK4-5 ラフォンテーヌ/メインダイニング

アムステルダム号の船尾部分には、豪華な装飾が施され2層吹き抜けの構造になっているメインダイニング「ラフォンテーヌ」の巨大な空間が広がっています。ワインやシャンパンを楽しみたいときは、こちらのメインダイニングで、ウェイターさんにコース料理をお願いしましょう。朝・昼・夜のシート時間は決められておりますが、船内生活に精通している日本人の添乗員さんと一緒であれば、当日のメニューまで教えてくれるので安心です。およそ400席以上も収容可能なこちらのメインダイニングでは、お気に入り船員さんも見つかるはずです。
DECK5 エクスプロレーションズカフェ/図書館

DECK5 エクスプロレーションズカフェ/図書館

洋書が並ぶこちらの船内図書館では、静寂な環境下で集中した読書や情報収集に最適です。インターネット端末があるこちらのカフェで、NEW YORK TIMESの紙面を読みながら、次の寄港地がどんな状況かまとめる時間も、至福のひと時となるはずです。
DECK5 オーシャンバー/ピアノラウンジ・カジノ

DECK5 オーシャンバー/ピアノラウンジ・カジノ

昨日までの自分を捨てたい!そんなあなたは、DECK5でカジノに挑戦してみてはどうでしょう。スロット、ルーレット、ブラックジャック……。運のいいあなたなら、賞金を手に入れ、船内ショップで素敵なアクセサリーを選べるはずです。カジノと併設のオーシャンバーで、グランドピアノの素敵な演奏を聞きながらすぐにイヤリングを着けてしまえば、気分だけでも別人になれます。そんな贅沢なクルーズライフを現実に変えてしまうのがこちらのMSアムステルダム号のピアノラウンジ、オーシャンバーです。
DECK4-5 クイーンズラウンジ/劇場

DECK4-5 クイーンズラウンジ/劇場

メインダイニング「ラフォンテーヌ」と同じデッキの船主方向には、2層吹き抜けの大劇場、「クイーンズラウンジ」での本場のアクロバティックショーや、R&Bの生演奏、プロエンターテイナーによるショーベントを楽しめます。オランダ国王や女王陛下、王妃様にちなんだこちらのクイーンズラウンジは、言わばオペラ座。足しげく通って、お気に入りの一席を確保できるのは、あなただけかもしれません。
DECK4 ピナクルグリル/有料レストラン

DECK4 ピナクルグリル/有料レストラン

特別な夜には、船内の有料レストランで、大切な方との素敵なディナーを楽しみましょう。2017年10月現在、お1人様あたり29ドルで楽しめるこちらのピナクルグリルにはアールデコ調の数多くの額縁がレストラン内を彩っています。まるで美術館で食事をしている気分に浸れるピナクルグリルで、大切な方との素敵なひとときを思う存分楽しみましょう。
DECK4-5 メインアトリウム/天文時計

DECK4-5 メインアトリウム/天文時計

140年以上もの歴史を誇るホーランドアメリカのどっしりとした大胆な色遣いをよく表しているMSアムステルダム号はメインアトリウムにアールデコ調の天文時計が配置されています。イタリアのフィンカンティエリ造船所で2000年に就航しました。アトリウムにある天文時計には、楽しい船旅が永遠に続きますようにと、込められた想いが感じられます。
来年のMSアムステルダム号の太平洋一周グランドクルーズは、2018年9月30日ロサンゼルス発着の82日間。世界一周などの長旅に適した、MSアムステルダム号でクルーズライフを満喫しましょう。
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クルーズ専門   旅行社案内人 クルーズ専門   旅行社案内人

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