クロワジーヨーロッパ シンフォニー号 ドナウ川 クルーズレポート

2017年8月21日~8月26日(6日間) クルーズ専門旅行会社スタッフによる乗船レポートです。

目次

リバークルーズ 美しき青きドナウ・中欧3都市巡り6日間

~ ドナウ川(ブルードナウ/ブダペスト→パッサウ間)~ 
【旅のハイライト】
1.東洋の真珠ブダペストとウィーン、プラチスラヴァの三都市巡り
2.世界遺産ヴァッハウ渓谷
  (ユネスコ世界遺産)

1日目(8/21) ブダペスト停泊

最近人気となってきているリバークルーズ。
ドナウ川のリバークルーズをご紹介します。

16:00に乗船開始。2隻並んでいる時の乗船は、岸側手前の船を通路代わりに、船内を通過して乗込む驚きの乗船の場合もあります。
夜の寄港地観光では、伝統のハンガリアン・ダンスショーを観覧

2日目(8/22) 午前:ブダペスト観光

朝食後、午前の世界遺産『東洋の真珠』と言われる、ブダペスト寄港地観光へ参加。

【ブダペスト寄港地観光】
・世界遺産『聖イシュトバーン大聖堂』

見た人は、何と言ってもその大きさに驚く堂々たる風格の大聖堂。
2本の高い塔と青い屋根のドームが印象的。一歩入ると高いドームまでの天井と厳格な雰囲気。奥の祭壇には聖イシュトバーンの像があり敬愛されていた。夕方には外観がライトアップされ更に荘厳な印象となっていた。

2日目(8/22) 午前:ブダペスト観光

【ブダペスト寄港地観光】
・セーチェーニ鎖橋
手前の橋。全長380メートル。ドナウ川沿岸で最初に架かった恒常的な橋であり、西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結んでいる。

2日目(8/22) 午前:ブダペスト観光

【ブダペスト寄港地観光】
・国会議事堂
奥のカテドラル風の建物。ヨーロッパでイギリスフランスに次ぐ第三番目の大きさ。

2日目(8/22) 午前:ブダペスト観光

【ブダペスト寄港地観光】
・英雄広場
ハンガリー1000年の歴史を彩った英雄たちの記念碑、像が立ち並ぶ。

2日目(8/22) 午前:ブダペスト観光

【ブダぺスト寄港地観光】
・ブダペスト散策
美しい街並み。
お洒落なカフェ、レストランが並んでいてとても素敵。
船から歩いてすぐ行ける距離にたくさんあるので散策おすすめ。

2日目(8/22) 午前:ブダペスト観光

【ブダペスト寄港地観光】
・王宮への小径
長い歴史を彷彿させる石道が王宮まで続く。

2日目(8/22) 午後:ブダペスト出港

午後:出港
13世紀半ば再建されその後中欧ルネッサンスの中心地となった王宮を仰ぎみて、橋をくぐりブダペストを後にした。

3日目 (8/23) 午前:ブラチスラヴァ到着

今回のリバークルーズ2都市目に到着。寄港地観光へ出かけた。

【寄港地観光】
・ブラティスラヴァ城
町のシンボルでお城から眼下に広がる風景を堪能。ドナウ河や付近の林野、ブラチスヴァの市街が一望できる市内随一の観光名所となっている。

3日目 (8/23) ブラチスラヴァ  

【ブラチスラヴァ寄港地観光】
・ミハイル門
港からすぐの旧市街にあるミハイル門。旧市街はもともと城壁と4つの門によって守られていたが、ほかの門はマリア・テレジアよって撤去された。現存するただ一つの門がこのミハイル門。

3日目 (8/23) ブラチスラヴァ 

【ブラチスラヴァ寄港地観光】
・チェミル象
旧市街には沢山の銅像があり、中でもこれが最も 有名らしい。マンホールからおじさんが覗いている像で、周りには人だかりができていた。
「チェミル」とはスロバキア語でのぞき屋を意味するとのこと。

3日目(8/23)午後:ブラチスラヴァ出港

ブラチスラヴァを歩いてみて感じたことは、一国の首都とは思えない小さな都市。市の人口は42万人とのことだがとても小さな町に思えた。コンパクトで歩いて観光しやすく街自体が歴史産物の宝庫。おまけにドイツや、オーストリアより物価も安かった。

3日目(8/23) 午後:ウィーン到着    ウイーン観光(夜)

今回のリバークルーズ3都市目に到着。
寄港地観光へ出かけた。

【寄港地観光】
・ウイーンの夜
音楽の都ウィーン。最初の夜はバスで市内を散策。オペラ座や市庁舎などライトアップされた美しい建物を車窓から観覧。

4日目(8/24) 午前:ウィーン観光

【寄港地観光】
・2大シンボルの① シェーンブルン宮殿
宮殿の庭園や豪華なバロック様式の宮殿内は必ず見るべき。歴史だけでなくマリア・テレジアをはじめ当時の貴族の豪華な生活を垣間見ることができます。ただしオーストリアの歴史を必ず事前勉強しておいたほうが良いでしょう。

4日目(8/24) 午前:ウィーン観光

【寄港地観光】
・2大シンボルの② ステファン大聖堂
大聖堂は高さ136mの巨大大聖堂。12世紀から建設が始まり、歴史の中で繰り返し改装され、現在はゴシック様式となっている。

4日目(8/24) 午前:ウィーン観光

【寄港地観光】
・ウイーン観光
リング通り「歴史建造物」数々。。。
旧市街を環状に取り巻くリング通りは全長5.3キロメートル、沿道には歴史的な建築の数々が並んでいる。1860年代から1890年代までには歴史主義様式で、国会議事堂、市庁舎、オペラ座、美術史博物館など多くの大規模建築が建てられ、現在では、ウィーンで最も重要な名所となっており、到底1日では見きれないほど。モーツアルト像も見ることができます。

4日目(8/24) 午前:ウィーン観光

【寄港地観光】
・ホーフブルク宮殿 (王宮)
歴代の君主が次々と増設していったため、広大な広さに建物が並ぶ。時代時代の様式の建物を見る事ができ、歴史の深さを感じました。夜は、ライトアップされて観光馬車も通り、中世さながらの面影を垣間見ることができる。

4日目 (8/24)午前:ウィーン観光

【寄港地観光】
・ウイーン観光
ウィーンといえばケーキやザットルテが有名。見た目より甘くない。
生クリームには砂糖が入っておらずケーキ本来の甘さを緩和しているようだった。各自でご賞味。

4日目 (8/24) 午後:ウィーン観光

【寄港地観光】
・ウイーンコンサート
音楽の都でクラッシックの生演奏を鑑賞。
帰船までの帰り道、お土産として有名な『MANNER』ウェハース専門店へ。ステファン大聖堂から100mぐらい離れた場所に発見。周囲にいた観光客は皆MANNERのピンクの手提げ袋を持っていた。

4日目(8/24)ウィーン出発

都会的なウイーン。名残惜しいと言うかのように、夕暮れが綺麗だった。

5日目 (8/25) 午前:メルク到着

本コース最終寄港地のメルクはドナウ川畔,バッハウ渓谷に位置する古い町。

5日目 (8/25)  午前:メルク観光

修道院から見下ろした町とメルク川。このメルク川は200m下ってドナウに合流する。
メルクにはいくつもの古城や修道院が建ち、おいしいワインを産み出すブドウ畑が続く、まさに『美しく青きドナウ』に最も当てはまる風景と言われている。

5日目 (8/25) 午前:メルク到着

【寄港地観光】
・メルク修道院
この町のシンボルである世界遺産メルク修道院。ドナウ河沿いの断崖の上から、まるで街を見下ろすように建っている。メルクで観光する場所はおそらくここだけになると思われる。写真右は修道院の中にある教会。ここは絶対に中に入って見てほしい。その豪華さに圧倒!このクルーズ最大の感動を受けるはず。この図書館には10万冊の蔵書があるとのこと。ハリーポッターの世界を想像させる思わせるロック様式の豪華な造りは普段なかなか見れない貴重な機会。教会とあわせ豪華絢爛、別世界。

5日目 (8/25)  デュルンシュタイン到着

【寄港地観光】
・デュルンシュタイン
メルクから車で30分のデュルンシュタイン。メルク観光とセットで陸路で観光となっていた。城壁とブドウ畑に囲まれ、メルヘンの町と形容されているように中世そのまま、いきなりのタイムスリップ体験となるような美しくかわいい町並を散策できる。
イギリスのリチャード王が、十字軍遠征からの帰途、オーストリアのレオポルト公の怒りにふれ、この城に2年間幽閉されてしまったという伝説をもつ城跡。健脚の方には是非登頂おすすめです。町並とドナウ川が一望可。入口より登り25分、下り20分。     行く価値あり。

5日目 (8/25)  デュルンシュタイン到着

旅のハイライトのひとつ 世界遺産『ヴァッハウ渓谷』
川沿いの崖にそびえ建つ『青い修道院』でとても有名なこの地方。院内を見学し、中から眼下を見下ろすと川の上に佇んでいる様子がわかります。天使の像や女神の像は必見です。

6日目 (8/26)  パッサウ 下船

ドナウ川リバークルーズ ブダペスト→パッサウ間の6日間はいかがでしたでしょうか。対岸を見ながらゆっくりと進むリバー客船は、海の大型客船とも違い、少人数制でアットホーム。その地域を旅したことでしか出会えない風景に出会う事ができます。歴史ある小さな街々を訪れてみてはいかがでしょうか。